6月 25

1年半くらい前に、面白くなる方法という本を作ろうと思って、頭にあったものを項目として一気に出したものを、ここに出してみる。
1年半前から全くいじってないし、質も悪いけど、これでも役に立つかなぁと。

項目ばかりで、メモみたいなものだけど、読むだけでかなり笑いのレベルが上がると思います。

プロ向けのものもいつか書きたいなぁと思っているけど、基本的に一般向けのトークの技術だけの内容です。それでも、プロの人も基礎を知らない人には役に立つと思います。

個人的には、こういうものが文字化されるのは、少なくとも日本では初めてだと思う。
一般の人は、お笑い業界、スクールではこういう知識や教科書や勉強をすると思っちゃうみたいだけど、こういうノウハウをまとめた本や文章は存在しないと思います。もし、存在するなら是非教えて下さい。

ということで、以下お楽しみ下さい。
反論・批判・意見などのコメントも下さいね。

面白くなる方法

  • はじめに:内容の説明
  • どんな人が書いているのか?
  • 書いている人はどんな人?
  • NetaTenのために書いている
  • 日本のお笑い向上のため
  • どんなことが書いてあるのか?
    • 信頼できる内容なの?
    • 有名な芸人、作家などプロの話を書く
    • 沢山のお笑いの本に書かれていることを書く
    • お笑いの学校で教えていることを書く
    • 経験を書く
    • 芸人のようなレベル高い笑いの取り方については書いてありません。
  • これを読んだら面白くなるのか?
    • 本を読んだだけでは面白くなるはずがない
    • 間違った知識や理論を実践していると無駄に何年も損をする
    • 面白くなるのに数年はかかるだろう
    • 人間性や性格を変える必要もある
    • この本は、どう練習するのか、素人にありがちなミスを指摘している
    • 練習、訓練が必要
    • サッカーを全くしたことがない人が、サッカーの理論を学んですぐにピッチに立てるわけがない
  • プロの芸人は、面白くなる方法は書かない、存在しない
    • 企業秘密だから売るわけがない。売るとしても高額のはず
    • ラーメン屋がスープの作り方を教えないのと一緒
    • 天才プレーヤーが必ずいい監督になるとは限らない
    • ライバルが増えるから
    • 安く売るはずがないから
    • サッカーで例えると
    • 知識はないので、理論化できない人が多い
    • お笑いの理論を書くなんてサブイこと
    • 体で覚えている、センスでお笑いをしているため、勉強しているわけではない。 理論化できない
    • 面白い人でも笑いを理論化できない人が多い
    • 才能のある人は センスや無意識にできるので、書けない
    • 理論化できてもライバルを増やすだけなので、書かない
  • どんな人が対象か
    • 普通に話しができる人
    • できない人は、本や話し方教室へ
  • 天然の人は対象ではない
  • 芸人としてのお笑いを求めていない人
  • 素人が一人が一人以上に向かって話す場合
  • あなたはどうしたいのか?
    • もてたい
    • ビジネスをうまくやりたい
    • 営業・接客・プレゼン
  • 面白くなりたい
  • 笑わせたい
  • 読み方:章立て
    • 一般的に言われること、独自理論を分けて表示
  • お笑いの基礎知識
    • なぜ基礎を学ばなくてはいけないの?
    • 応用を教えても笑いを取れない
  • 笑いとは何か?
    • どんな時に人は笑うのか?
    • 同じギャグでも笑う時、笑わない時の違いと理由を知る
    • テレビ番組の企画
    • この章の最後には理由がわかるようになります。
  • 状況による
    • 自分の状況
    • 笑ったら怒りそうな人が言ったことには笑わない
  • 相手の状況
    • 知人が死んでショックを受けている時にギャグを言ってに笑うか?
  • 周りの状況
    • コントでやったら受けるかも知れない
    • 実際にやったら、怒るだろう
    • 葬式で遺体を叩いて笑うか?
    • 劇場でも誰も笑ってないと笑いづらい
  • 笑いやすい環境を作ってあげる
    • 喫茶店の店員にいきなりギャグをやって、同じギャグでも受ける場合、受けない場合がありますが、何が重要でしょうか?
    • 自分のことを相手がどう思っているかによる
    • 笑っていいということを伝える
    • ふざけていることを伝える
  • 笑いの効用
  • 基礎中の基礎知識
    • 漫才とコントの違いがわかりますか?
    • 笑わせるのか、笑われるのか
  • お笑いのルール違反
    • 話をさえぎって、自分が話す
    • 話を取ったのに笑いを取らない
    • 話に落ちがない
    • 笑わせる以外の目的で発言をする
    • 着地点も考えず振る
  • レベルの高い笑い、低い笑い
    • 笑いの点数
    • 意図的に取らなかった笑いは0点
    • どの位の頻度で使われるギャグか?
    • どれだけ作るのが難しい笑いか?
    • その笑いは誰がとったのか?
  • 初心者がよくする間違い
    • 素人が、他人のギャグを他の人へ言うと全然おもしろくなくなっている理由
    • 面白いところだけしか伝えない
    • ギャグの移植ができない
    • あれ、この間はウケたのに…
    • 漫才の面白いところだけ言う
    • フリやツッコミがあって笑いが成立していることがわかっていない
  • つっこむ人がいないのにツッコミが必要なボケをする
  • お笑いに必要な基礎的な能力
    • 自分を知る
    • なぜ自分のキャラを知らなくてはいけないか
    • 同じことをして、怒られるキャラ、許されるキャラ
    • 例えば
    • いつもマジメな人がすると面白い笑い
    • 知的でない人が知的な笑いを取ろうとした時
  • 自分のキャラに合った笑いをする
  • 天然キャラ
  • 自分の欠点を生かす
  • 人としての面白さ
  • 自分のキャラを知る
    • どんな外見か?
    • どんな性格か?
    • 他人にどう思われているのか?
  • 精神状態
    • 自分が死ぬほど辛い時に他人を楽しませられるのか?
    • 精神的に引いている時は笑いは取れるか
    • どんなに辛い時でも人を笑わせる
    • ムカつく時こそ笑いのチャンス
  • プライドを捨てる
    • 自分が偉いと思ってる人
    • 鼻の高い女優は、嫌な感じ
    • 彼氏なんていないですー。というアイドル
  • 一般常識を知っている
    • 常識からはずれるから笑いが取れる
    • 一般常識が振りとなる
  • 話を聞くのさえも嫌な人
    • 自分の欲求を満たすことしか考えていないトークをする人
    • 自慢話
    • 自慢ではなく、自分を落とす話をしよう
    • 自分ことを話す人
  • 無意味にプライドが高い人
  • 自分が相手に興味を持っているから、相手に質問をする人
  • サービス精神
    • 相手を喜ばせるためだけに話す
    • 身をけずっても、嘘をついてでも笑わせる
  • 空気を読む
    • 相手の性格を読む
    • 相手のトークの好き、嫌いを読む
  • 芸人的な考え方
    • おいしい
    • デブ、禿げ、チビはおいしい
  • 遊ぶ
    • 女遊び
    • やっさんのおもしろさ
  • 欠点を利点にする
  • いじられるようにする
  • オープンにする
  • 絡みづらい人はどんな人?
    • 対応に困る人
    • ボールが受け取れない
  • 表現力
    • 声が小さい
    • かつ舌が悪くて何を言っているかわからない
    • 表情
    • 声の表現力
  • お笑いの理論
    • 緊張の緩和
    • ギャップを大きく
  • 笑いの技術
    • フリ
    • 状況を判断する
    • 自分のキャラは伝わっているか
    • つっこめる人はいるか?レベルはどの位か?
    • 見た瞬間に大体わかるがわからない場合
    • ちょっとおかしなことをして拾えるか試す
    • 注意) 拾われなくてもすべらない笑いをすること
  • いじれるキャラはいるか?
  • 誰がどんな話題を嫌がるか
  • 笑いを取るまでの構成を決める
    • フォーメーション、ポジションを決める
    • ハードルを下げる
    • ギャップを作る
    • 方向を示す
  • 笑いの環境を作る
    • 笑わせやすい人の配置にする
    • 人の心に入っていく
    • フォーメーションを作る
    • 誰が話しを進めていくのか
    • 誰がボケて、誰がつっこむのか
  • 自分のキャラを伝える
  • フリをする
    • 話の振り方
    • 点で聞くな
  • キャラをつける
    • キャラをつけられて嫌がらない
  • ボケ
    • ギャグのパターン
    • 表現で笑わせる
    • 言い方
  • ツッコミ役
    • つっこむ
    • ツッコミってボケた時につっこむことだと思っていませんか?
    • ツッコミは、早くした方がいいわけではない
    • 何につっこむの?
    • ボケに
    • 人に
    • 物に
    • 論理(おかしなところ)に
  • ツッコまれたら、ボケる
  • ボケていなくてもつっこむ
  • のりつっこみをする
  • フォローをする
  • 実践編
    • 正直な話、お笑いに決まった上達方法はない
    • 練習方法
    • 週間ごとにテーマを決める
    • 常に例える
    • お店の人を笑わせる
  • すべらない方法
  • すべらない笑いの取り方で笑わせる
  • 鉄板ギャグを作っておく
  • まずは、つっこみができるように
    • つっこめない人と話す時どうするか
    • スベるリスクがない
  • よく聞く上達方法
    • ネタ帳を持つ
    • 忘れないため
  • 話にタグをつける
    • 引き出しから引っ張りやすくする
    • その話を色々な流れから、使えるように
  • ギャグとリスク
    • 初めて会う人との笑い
    • リスクの高い笑い・低い笑い
    • 仲の良い人との笑い
  • 世代別のお笑いの取り方
  • 自分のキャラを伝える、広める
    • いじってもらいやすくして、笑いを作りやすくする
  • 攻撃された時がチャンス!
  • 一人で成立するボケ、ツッコミが必要なボケ
  • 聞き手が絵を書けるような話をする
    • 広げやすい、聞いている人が参加しやすい
  • 広げ易い話題、広げにくい話題
  • トークのネタを増やす
    • ネタ帳を持つ
    • 日常からネタを拾い上げる能力をつける
    • 面白くするため嘘をつく
  • 接客業で使える笑いの技術
    • 相手に話させる方法
    • 最後の一ピースだけ埋まっていないパズルを渡す
    • CMの手法
  • お金や仕事のためにお世辞で言っているんじゃないか?と思われないようにする
    • マイナスなことを言う
  • 同僚に馬鹿にされるようにする
    • こういうことを言っても大丈夫なんだなと思ってもらって話しやすくする
  • どこまで聞いていいかわからない場合
    • ~~について聞いてもいいですか?と聞く
  • 答えたくないことを聞かれた時の対処法
    • 笑いで返す
    • ごまかしたり、あやふやにしたりしていませんか?
    • トークで流す
  • よくある質問と答え(お笑いFAQ)
    • ボケたのに誰もつっこんでくれなかった場合、どうするのか?
    • 自分でフォローする
    • そもそも、突っ込む人がいるかを先に判断しておくべき
    • つっこむ人がいないなら、ツッコミが必要な笑いをしちゃいけない
  • しゃべりたいけど、タイミングがわからない
    • 話への割り込み方
    • 感嘆符を入れてタイミングを計る
  • 何を話せばいいの?
    • 目に入ったもの
  • 緊張しない方法
    • なぜ緊張するのか?
    • 不安だから
    • 安心できるようにすればいい
    • 困ったら戻れる場所を作る
    • 困ったら色につっこむ
  • スベるのが怖いのですが
  • コラム
    • 天然の人は、冠番組を持てない
    • TVの笑いと舞台の笑い
    • すべるリスク
    • 嫌われるリスク
  • 面白い人がテレビに出ているという幻想
  • 天然の人は、賞味期限が短い
  • 芸人の笑いと素人の笑い
    • ネタはいらない、トークのみでいい
    • プロは毎回一定以上の質の笑いを提供しなくてはいけない
    • ネタがなくなっても笑いを作りつづけなくてはいけない
    • できる笑い、できない笑い
    • あからさまな下ネタ
    • ヘビと言わないで
    • スポンサーへの配慮
    • 放送禁止用語
  • 素人は、面白いか、面白くないかでしか判断ができない
  • 激しく相手が笑ってもお笑いの点数が0点の場合
  • 対象が知人か、初めての人か
  • 自分のことを知っているか?
  • できない笑いがある
  • 素人がよくするお笑いのミス
  • 芸人は面白くないといけないのか?
  • 未分類な項目
    • やりづらい人
    • 話さない人
    • プライドの高い人
  • 参考文献
  • すべらないで笑わせる方法
    • すべっていると気づかせないボケ方
    • ほとんどすべらない方法
    • 絶対にすべらない方法

    5月 05

    今回からスタート、コメントであった質問に答えてみる企画「お笑いQ&A」。

    今回は、匿名さんの以下の質問に答えてみます。

    1日中常に受けを狙ってると、
    他人からあきれられると思われるんで、
    常に受けを狙うのはよくないのでしょうか?

    まず、どんな笑いを使って笑いを取っているのか?によると思います。

    勢い、キャラクター、一発ギャグ、モノマネ、芸、というような笑いを使っているなら、飽きられやすいかもしれません。
    簡単に言うと、笑いのパターンがいつも同じ、またはパターンが少ないと飽きられるやすいでしょう。

    逆に言えば、色々なパターンの笑いや技術を使って笑いを取っていれば飽きられにくいでしょう。

    芸能界も同じですよね。
    一発ギャグ、キャラクターに頼っている人は、すぐに飽きられ消えていきます。
    ちゃんとした技術を持って笑わせている人は、何十年も飽きられずテレビに出続けています。

    目の前に人がいる状態で笑いを取っているのであれば、徐々に飽きられてくるのもリアルタイムでわかると思うので、臨機応変に笑いを変えたり、新しい笑いを考えたりするといいのではないでしょうか。テレビではそうはいきませんけど。

    飽きられる程、笑いをとるということ自体がすごいことなので、どんどん笑いを取るといいんじゃないでしょうか。
    やっているうちに、この笑いじゃダメだ、爆笑させても納得がいかない、こんな人に笑ってもらってもしょうがない等、色々笑いの取り方にもこだわりが出てくると思うので。

    今気がついたけど、仕事とか、もてたいなどの理由で笑いを取るなら、質はこだわらない人もいるか…。

    とはいえ、笑いも奥が深いので、さらっと笑いを取れるようになったり、色々な笑いの技術を使って笑わせられるようになったり、常に爆笑が取れる等を目指してみてはいかがでしょうか。


    5月 01

    「笑いをおもしろいか・おもしろくないかで判断するのは素人」 と、吉本の芸人養成所で作家の方が言っていた言葉です。まさにその通りで、笑いの素人かそうでないかの良い判断材料になります。

    あなたは、笑いや、お笑い芸人に対して、「それ、おもしろいよね。」「あの芸人、おもしろくないよね。」などで判断していますか? それ以外で判断していますでしょうか? もし、プロやプロを目指しているのであれば、それではまずいでしょう。もちろん、見るだけで、作り手ではない人は、笑いは笑えればいい、面白ければいいと思うので、それで十分です。

    プロは、何で笑いを判断するのか?

    素人

    自分がおもしろいと思うのか、そうでないのかで笑いを判断する。
    さらに酷いのは、自分が笑えたか、笑えないかでおもしろいのかを判断する。

    プロ

    笑わなくても、それはおもしろいのか?がわかる。
    どんな時に、どうするとおもしろいのかがわかる。
    その笑いがどのような質なのかがわかる。

    例えば

    ネタ見せの時が一番わかりやすいでしょうか。
    プロって面白くてもネタではあまり笑わないですよね。ネタ見せで、裏笑いじゃなくて笑っている人ってほとんど見たことないです。では、何で判断しているかというと、まずちゃんと成立しているのか? 質は? 舞台 or TVでやってうけるのか? などで判断しているはず。いや、そうでないと困ります。自分の笑いの嗜好だけで判断なんてされては。

    吉本興業では、その芸人が面白いかどうかは客が笑うかで判断する、とか、若手の笑いは何がおもしろいかさっぱりわからないというような話もあるように、笑いの判定はすごく難しいのですが、少なくとも自分が面白いか、面白くないかという基準だけで決めてはいないし、そうしてはいけないでしょう。


    4月 28

    お笑いには暗黙のルールがいくつかあります。
    今回は何かを振られた場合のルールです。

    「振られたらこなす」

    「芸人は話やネタを振られたら、必ずそれをしなくてはいけない」という暗黙のルールがあります。

    理由

    正確な理由は、正直わかりませんが、以下のように想像しています。

    • 流れやトークのテンポが悪くなる
    • ふる側が意図した笑いが取れなくなる

    本当に振られたらこなさないといけないのか?

    これを言葉通りに受け取ってしまう人が結構多いと思います。
    はい、私もそうでした。誰に振られても、振られた通りにやっていた時期がありました。今は、それは間違いだったと思います。

    振られたらこなす時

    僕の場合ですが、以下の場合には、振られてもやらないようにしています。

    • どうやって笑いを取ろうとしているのかが見えない
    • ふる人間がふる能力やフォローする能力を持っていない

    こういうフリをちゃんとやろうとしてきた経験からすると、痛い目に遭うのは自分だけですから。事前や事後に処理できる体制をとっておいた方がいいと思います。


    4月 17

    プライベートでも気軽に仕事をすることを強要されさるのは、お笑い芸人という職業だけじゃないですかね。

    Yahoo! Japanで、「お笑い芸人のブログに「笑い」は必須?」というアンケートをしています。

    Yahoo!ニュース - 意識調査 - お笑い芸人のブログに「笑い」は必須?

    ことの発端は、志村けんさんのブログのコメントに「カンニングの竹山さんが、ラジオで志村さんのブログはおもしろくないって言ってました」というようなことを書いたことから、志村さんが、笑いは芸で取りたいと書いたところから始まる。

    ken’s blog:今晩わ 志村けん公式ブログ
    ken’s blog:すいません 志村けん公式ブログ

    ブログ、文字だけで笑いを取るって相当難しいんじゃないかな。実際、ブログで笑いを取って食べている人っていないでしょ? プロだったら、メリットよりデメリットの方が大きいような気がします。ブログは、仕事というより、趣味やファンサービスでやっている方が多いでしょうし。だから、ちょっとでも嫌な思いをしたら、ブログを閉鎖してしまう芸能人も多いですよね。

    お笑い芸人なら必ず言われたことがあると思うのは、「何かおもしろいことやってよ。」ですよね。大抵の芸人は、嫌がります。または、イラっときます。でも、空気が悪くなるので、芸人は何も言わないでしょう。

    嫌がる理由は、3つ

    1. そもそも、仕事でもなし、お金も発生するわけでもなし、なんのメリットもないのに、あなたに命令され、なぜ笑わせなくちゃいけないのか?
    2. フリの仕方も悪く、ハードルが上がっているから、むしろ笑わせづらい。
    3. すべったら「面白くない」と言い出すのは目に見えている。または、わざとスベらせて、笑いたい。または、元々から笑わないつもりで、面白くないと言いたいのが見えている。

    お笑い芸人なら、かなり共感するのではないでしょうか。

    プロにタダで何かをさせるのは、単純に失礼

    歌手も同じようなことがあると思いますが、それで食べている人に「歌ってよ」っていうのは失礼です。
    他の職業にも置き換えましょう。大工さんに「大工できるなら、今度家の修理してよ。」プログラマに「プログラマなんだ。ちょっとうちのサイトのプログラム書いてよ。」 挙句に、「ちゃんと修理できてねーじゃん。」「何、このプログラム?バグってるじゃん。」
    言われた側がどんな気持ちになるかは、想像できるかと思います。

    単純に人を笑わせるのが好きな人でも、自分からやるならともかく、仕事でもないのに強要されて笑わせるのは嫌なのではないかと。

    とある有名芸人さんが、キャバクラに行った時に「面白いことして下さ~い。」と言われたそうだが、「客を楽しませるのは、お前らだろ。」と。確かに。
    プロ意識が強い人は、お金が発生しないと絶対に仕事をしない(つまり笑いを取らないとか、ネタをしない)というポリシーの人もいます。

    プライベートでおもしろいことを言わない芸人は、すごく多いです。いや、正確には笑いを取る時と、そうでない時のスイッチがちゃんと分かれているので、笑いを取らない時は、おもしろいことなんて一言も言わないのが普通です。
    わかりやすいのは、笑いを勉強する吉本の養成所でしょうか。厳しい世界なので絶対に笑いを取りにいってはいけない時間の方が圧倒的に多いです。

    あと、恋人の前で、仕事の時のように笑い取る人は、ほぼいないでしょう。明石家さんまさんでさえ、あまりとらないと言ってましたし。でも、ちゃんとした理由は書けないですが、すごく当たり前な話です。

    フリの問題

    素人は、基本的にフリに関して知識がゼロなために、何をしたら笑いを取りにやすいのか? 何をしたら笑いを取りにくいのか? を理解していません。なので、ただ単純に、「おもしろいことをして!」と無邪気な気持ちで言ってきます。
    ただ、そのフリは笑いを取るという観点から言うと最悪です。なので、これを言う人は、ど素人なんだなと判定されますし、どうせフォローもないのだなと予想できます。なので、笑いを取りに行くだけ無謀だろうと判断するのが正しいです。

    詳しいフリの技術的な話は、長くなるのでまたの機会に書きます。

    お笑い芸人にできること、できないこと

    素人の欠点は、いつどのような時に笑いがとれるのか? どのような時には笑いが取れないのか? 芸人は、どこまでできて、どこまでができないのか? がわららないことです。

    素人による芸人への要求 「芸人なんだから、どんな時でも笑いを取れるでしょ?」
    医者で例えると、「あなた医者でしょ? 命を救うのが医者の仕事でしょ?」 医者の気持ち「いや私、皮膚科ですから。そんなことまではできません。」

    芸人の仕事を、面白いことをすることだと単純に思っている人が多いです。
    サッカーでいうなら、フォワード(シュートを打つ人)しかいないと思っている感じです。直接笑いを取っている人以外にも、色々な仕事をしている人もいます。(そもそも、誰が笑いを取ったのかの判定もちゃんとできない。) それぞれ役割や、得意分野があります。トークはできませんと言って、舞台でしか笑いを取らない芸人さんもいます。それもお笑い芸人です。

    これからは、さらに芸人の仕事も専門化、細分化していくと思われます。テレビの笑いをする人あり、文章だけで笑わす人あり、ツッコミしかしない人あり、色々です。個人的には、フリのプロが少ないので、フリだけをするプロっていうのが出てきてもいいんじゃないかと思っていますが。

    というわけで、いつでも・どこでも笑いを取るべきと思われがちなお笑い芸人ですが、お笑い芸人も普通の人と言えば、普通の人です。特にプライベートでは。

    もしプライベートの芸人の笑いを見たいのであれば、その芸人が笑いをしやすい環境を作りましょう。基本的にいい人やサービス精神がある人が多いので、ちゃんとした環境を作れば、やってくれることも多いでしょう。


    4月 08

    ツッコミをする時にどの場所につっこむか?

    ツッコミと言えば、頭を叩くというイメージが強いですが、叩く場所は色々あります。
    バリエーションを増やした方が、色々な見せ方や笑いの取り方が増えます。

    頭に

    頭の一番上からやや後ろのあたりを叩くのが基本。いい音を出しつつも、痛くないように叩く。

    肩に

    右に相方がいる場合は、左手の手のひらで叩く。又は、右手の手の甲で叩く。
    (もうええわ、いいかげんにしろなど、最後のセリフの時によく 使われる)
    相方と近くにいる場合は、こっちで叩く方が叩きやすい。

    おでこに

    これも相方のいる方でない手で叩く。

    ほっぺたに

    平手で叩く。思いっきり叩くとそれだけで笑いが起きることが多い。

    尻に

    蹴りでつっこむ場合。ももに蹴るときもある。

    手に

    ひじの場合は、軽く突付くくらいでつっこむ。
    相手が出している手の場合は、下にはたく。

    全身に

    勢いをつけて、ジャンピングキックをするなど。舞台全体を使って、見ていて気持ちいいし、吹っ飛ばされて笑いが起きることもある。

    最後に

    基本的にお笑い芸人向けの話です。
    素人の人は、叩かない方がいいと思います。スピードや叩くタイミングや声とのタイミングが合うことはないでしょうし、叩かなくてはいけない場面は、日常ではほとんどありません。笑いの増幅もあまり期待できないのに、相手を怒らせるというリスクが高いだけです。どうしてもとか、うまくなりたいという場合以外に叩く理由はないかと思います。

    お笑い芸人を目指す方に

    お笑い芸人を目指している人でも叩くことには慎重になった方がいいと思います。一部の人の中では叩くのが古い、かっこ悪いとされているからです。
    ただやらないにしても、基本なので色々なバリエーションを使い、叩けるようになっておくことは必要かと思います。


    4月 05

    笑いのパターン「相手のセリフを言う」

    相手が言うべきセリフを自分が言ってしまうという笑いのパターンです。

    ■笑いのレベル 3/10

    ■ツッコミ 必要

    ■リスク 高

    ■使用例

    ヤクザ風の男「おい、ワレ。何してくれとんじゃ!」
    B「なんや、やるんか?」
    ヤクザ風の男「なんじゃ、このチビ。やるんかい。」
    B「今日のところは勘弁しといたる。」
    みんなコケる。

    こんなの見たことありますよね。

    A「待ち合わせ時間から30分も過ぎているのに、全然来ないなぁ。」
    Bが現れる。
    A「遅いよ。どれだけ待ったと思っているんだよ。」
    B「人間だから失敗もあるさ。ドンマイ。」
    A「お前が言うな!」

    初心者で間違いやすいのは、二人しかいないのに、これを相手にしてしまうことです。

    基本的にこのパターンは、二人がこのパターンをした時に見ている人が笑うものです。つまり三人以上いないと成立しないです。二人でやった場合、相手を笑わせるどころか不愉快にさせるだけになる可能性があります。
    それは状況によって変わり、詳しい説明はまた別のエントリーで書く予定ですが、笑いの構造を理解してから使わないとリスクが高いです。


    3月 13

    「同じことを二度言う」

    そのまんまですが、同じことを二度言うというボケのパターンです。
    すごくよく見ます。

    ■笑いのレベル 2/10

    ■ツッコミ 必要

    ■リスク 低

    ■使用例

    一人で連続して言うパターン

    A「僕のご飯じゃないか!僕のご飯じゃないか!」
    B「なんで2回言ったの?」

    相手の反応があってから、もう一度言うパターン

    A「この問題の答えがわかる人!」
    B「はいはい!」
    A「じゃぁ、B君。」
    B「鎌倉幕府です。」
    A「そう。鎌倉幕府ですね。」
    B「先生!鎌倉幕府です。」
    A「今聞いていたかな?」

    一回理解してるのにもう一度言うパターン

    A「あれ、今日休暇をとってなかったっけ?」
    B「いや、今日は普通に出社だよ。」
    A「あー、ごめんごめん。C君と勘違いしてたよー。」
    B「なんであいつと勘違いするんだよ。」
    A「あれ、今日休暇をとってなかったっけ?」
    B「元に戻っちゃったね。」

    間に接続詞を入れるパターン

    A「こんにちは。そして、こんにちは。」

    一応、天丼とは分けています。
    天丼との場合は、ウケたものを、時間がたってから繰り返すものと理解しています。

    ボケ方の中では、非常に簡単な部類に入ります。ただ繰り返すだけなので。
    ただツッコミが必要なので、つっこめる人がいる時に使いましょう。
    つっこみがなくてもそんなにスベった感は出ないことが多いので、使いやすいですが、一人でフォローするのは難しいです。

    こんな例もあるなど、コメント歓迎です。


    3月 13

    「笑いのパターン辞典」を作りたい
    とずっと思いつつ、いつまでたっても時間が作れないので、ブログで荒削りなものを書いていこうと思います。

    みなさんがお笑いの技術で一番知りたいことって、ボケ方なんだろうなぁと思いつつ、今まで一回も書いてきませんでした。

    なぜなら、基礎がわかっていなければ、ボケ方を知ったところで意味がないと思うからです。
    サッカーで言うと、ドリブルもできないのにオーバーヘッドキックを練習したがるというようなイメージです。

    さらに、ボケ方よりツッコミ方を覚えた方が一人で笑いと取る場合は、便利だと思いますし、基礎かなぁと。
    とはいえ、人気があるのは確実に、直接的な「笑いの取り方」ですよね。

    わかりました。
    私が芸人時代にネタ帳書いていたギャグのパターンを少しづつ書いていこうと思います。
    これは、太田プロのセミナーで講師の方が、ギャグのパターンは決まっているし、数は限られていると言われてから書き溜めたものです。

    僕にはもう必要ないので、みなさんのお役に立てば。

    ちなみにプロの芸人なら全ての笑いのパターンは知っていて当然かと思います。
    しかし、ここで紹介するものは、プロの芸人なら使ってはいけないものが多く紹介されると思います。

    そのあたりは、プロの方は注意してご利用下さい。


    2月 24

    お笑いの非常にベーシックな理論である「緊張の緩和」です。「緊張と緩和」と言われることもあります。

    元々、哲学者のカント、落語家の桂枝雀などに指摘されている理論です。
    そのまんまですが簡単に説明しますと、「笑いは緊張が緩和された時に起きる」ということです。

    具体的な例を出します。

    ・2人がいて二人が段々と怒り始めます。怒りが頂点に達した緊張状態で、いきなりお互いにキスをする(緩和させる)という場合
    ・ものすごくマジメな話をしている時に、おならをする

    などです。

    コンビのネタで応用すると、

    ・ボケ役がふざけたことばかりする
    ・ツッコミ役が段々イライラする
    ・さらにボケ役がふざける
    ・ツッコミ役がものすごくキレる
    ・さらにボケ役がとぼける

    よく見ますよね。徐々に緊張していき、徐々に落差が出てきます。

    余談ですが昔、僕の通っていた塾で生徒があまりに宿題をやってこないので、先生がものすごくキレて、「いいかげんにしろ!」を叫んだ時に、生徒の一人が「お風呂をですか?」と聞いて、一気に和んだことがありました。人が怒っている状況を一気に和ませられることができる笑いって、本当に素晴らしいですよね。