コントでよく見る間違えたツッコミである、初見ツッコミについて説明します。コントをはじめたばかりのコンビがよくやりがちです。
質問
早速ですが、以下のコントでのツッコミの間違いを指摘して下さい。
ツッコミは、コンビニ店員の衣装を着ている。
ボケ「あ、コンビニか。ジュースでも買うか。ウィーン。(自動ドアが開く)」
ツッコミ「いらっしゃいませー。」
ボケ「すみません、レギュラー満タンで。」
ツッコミ「ガソリンスタンドじゃねーよ。」
そもそも初めにそういボケをしてはいけないとか、ボケの質とか、おもしろいとかおもしろくない等はさておいて、一番最後の行が初見ツッコミです。
さてどこに問題があるかわかりましたでしょうか?
ヒント
ボケとツッコミだけ見ると問題なさそうです。
もし、これがショートコントならあまり問題ないかと思います。
もし、これを漫才にしたり、漫才コントにしても問題ないかと思います。
ではどんな時に問題になるのか?
問題になるのは、この後にまだコントが続く場合です。
非常に基本的なことなんですが、気づかないとこの後全部がすべることになります。
模範的な回答を下に書きます。
わかったと思った時点で以下に読み進んで下さい。
模範解答と違った場合は、コメントを残していだけると嬉しいです。
模範解答
模範例) 「えっ?」という驚く芝居
模範例) 「変なのが来た」と独り言の芝居
理由
これをわかりやすく説明するのは、なかなか難しいですね。
初めて会う人という設定のはずなのに、初めて会う人には絶対しない行動、発言をする
↓
初めて会った人ではないというコントの設定になる
↓
リアリティがなくなる。コンビニの店員・客というより、お笑いコンビに見える。
↓
どんなボケをしても当たり前になる(よくダメだしで言われる、なんでもアリの設定やボケ)
芸風にもよることがありますが、正統派のコントでこういうツッコミをしている人はいないはずです。コンビニにそういう人が入ってきて、店員が初めて会った人にそのようなツッコミを入れることは、現実ではありえません。もしそのようなツッコミをどうしても入れたいのであれば、違う設定(友人とか)にするか、段々とむかついてきて後半で強いツッコミをするという形が通常の方法です。
非常に参考になるのは、インパルスさんでしょうか。具体的に覚えてはいませんが、一番初めのボケにそういうツッコミはしてないはずです。初めは驚き、2回目位も驚くがちょっと反応、徐々にキレていきつつ、強いツッコミをしていると思います。
すごく基本的なところなんですが、ありがちなミスですし、ここをおさえていないと、全部すべるので気をつけたいところです。
おかしかったら指摘して下さい。
ブックマーク登録を忘れずに →
(1)
(0)
(0)
(0)
Total: 1



2007-10-28 (日曜日) 00:49
思ったとおりでした!!
確かにおかしいですね。このつっこみ。
こんな芸人居たら、絶対見ません。
2009-3-27 (金曜日) 13:18
「コンビニの制服を着てるけど、場所設定はスタンドだった(実は、ボケ役のボケは正解で、ツッコまれるべきなのは、ツッコミ役のほうだったのに…という間違い)」とか「自動ドアではなく手動ドアという設定のはずだった」とか「自動ドアをくぐる寸前に足拭きマットのめくれあがり部分でちょっとつまづく。という、あるあるネタ的小ボケがあったはずなのにボケ役がそれをやり忘れた」とか「ボケ役の”ウィーン”を受けてツッコミ役が”少年合唱団”と続けるという、おそらく史上最悪のダジャレボケ(しかし、このコンビの持ちネタ)をツッコミ役がやり忘れた」とか「そもそもコントやってる場所が、通夜の席上だった(やってる場合か!ていう間違い)」とか「ちなみに、位牌をセンターマイクに見立てながらやってた(見立てらんねえだろ…ていう間違い。つーか、不謹慎きわまりないな!ていう間違い)」などなど、いろいろ考えたんですが、ことごとくハズれてました。
そうですか、なるほどリアリティーの問題でしたか……。確かに、実際、コンビニの店員が初見の客相手にツッコんだりしませんよね。ていうか、ボケる客も客ですけど。まてよ…そうか! このコントはボケ役が「レギュラー満タン」と言った時点でもうすでにリアリティを欠いており、そこからして失敗コントだったということですね!(ドギャアアーーーン!)
2009-3-27 (金曜日) 16:51
結構、ネタ見せなどでコントを見ている時や、ネットでネタを見て下さいというものを見ると、こういうミスを犯しているものが多いですね。初めは気づきづらいものだと思います。
「レギュラー満タン」というのもリアリティーがないという指摘はその通りです。なので、本来であればリアリティを持たせるフリをするなどしないとボケとしても成立しづらいのも事実です。ただ、今回はツッコミの話なので、ボケの話は別の記事で書きたいと思います。
どちらにしても、共感しづらいので、お客さんがコントに入っていきづらく、舞台とお客さんとの間に距離がある感じで終始コントが進んでいってしまうのは事実、というか、超若手のライブでは、よくそういうコントしている人を見ます。