2009年2月14日に第5回お笑い勉強会を開催しました。今回のテーマは、「ネタの作り方」です。今回は、キャンセル待ちが出る位の人数24人が来て下さいました。テーマが芸人さん向けな感じでかなりハードでしたが、色んな方が集まりました。
勉強会では、外で言えないこと、ブログでは書けないことを言っているので、以下のまとめは公にできないことは削除してあります。通常、プロの芸人にとっての企業秘密であるネタや笑いの作り方を言うことはないのですが、それをネットで公にするというのは、僕としても気が引けますし、実際に来てスピーチしてくれた方にも申し訳ないので、そういう部分は、カットされています。
参加した人
元芸人・現役芸人さんが4人位、芸人を目指している人、養成所に入りたい人が5人位、作家志望の方?2名ほど、女子が4人位、後は男性でお笑いに興味があってと言った感じでしょうか。懇親会も半分の12人で、ずっとお笑いの話をしていました。養成所の話や、芸人が売れるために知っておくべき、ビジネス視点での話しを芸人志望の方と話していて、またその話もしたいと思います。
「ネタの作り方」プレゼン資料(修正版)
外じゃ言えないこともある + わかりづらかったであろうところを補正したバージョンのプレゼン資料を貼り付けておきます。説明がないと、いやあってもわかりづらかったかも知れません。
携帯ではプレゼン資料は見られないので、以下にまとめも書いておきます。
アジェンダ
- はじめに
- ネタ作りの前提知識
- ネタの見つけ方
- 発想方法
- ネタ作りのためのツール達
- ネタ帳の使い方
- 漫才とコントの作り方の違いと共通点
- 有名芸人のネタ作りのスタイル
- 知っておくべきネタ作りの基礎知識
- 「漫才入門」に書いてあること
- 「別役実のコント教室」に書いてあること
- ネタ作り初心者がよくする間違い
- 笑えるネタの作り方
注意事項
- 質問する場合は、いつでも手をあげ、声をあげ。
- 表では話せないここだけの話題をお話します。他人に迷惑をかけないため、実際の芸人さん、作家さんの名前やその笑いを取る手法などは、ブログなど他で漏らさないようにお願いします。
お笑い勉強会とは?
「お笑い」というワードを軸に集まっている適当な会主催者の適当な思いつきから
- お笑い好きが集まる会ってないよね?
- お笑い関連で楽しいことしたいよね?
- お笑いトークしたいよね?みたいなノリで始めたが未だ迷走中。
みなさんが思っている以上に適当な会です。
発表者・スタッフ募集中です。一緒に楽しいことしませんか?
自己紹介
ニックネーム: 芸人社長
お笑いベンチャー 株式会社NetaTen 代表取締役社長
浅草フランス座、西条昇氏のセミナー、太田プロセミナー、JCA(9期)、東京NSC(8期)など様々なお笑い学校を卒業。芝居を2年学ぶ。芸暦8年ほど。
大喜利サイト ネタテン
大喜利サイト ネタテン(α) ソーシャルなネタサイト – HOME
お笑いポータル大笑い.com
お笑いポータル 大笑い.com
笑わせる技術を紹介お笑いテクニック.com
お笑いテクニック.com – 笑わせる技術を紹介するサイト
芸人向け情報SNSサイト芸人倶楽部
芸人倶楽部 – お笑い芸人のための情報SNSサイト
宣伝: お笑いの個人レッスンやネタを見たりもしています。良かったらどうぞ。
プレゼンを聞く前の前提知識
- ネタの作り方は、こうあるべきというものはない
- 誰の意見も鵜呑みにしない。あくまで僕の意見
- ネタとトークの笑いの取り方、作り方は全く別物
- ネタ:表現や伝えることが必要
- 笑えるネタを作っても、舞台で笑いを取れるわけではない
- ネタの作り方を教えてくれるところ・本はあまりない
- ネタのレベル (初心者からプロ)
- ショートコント・シュール・羅列ネタ・安易な笑いは対象外
- おもしろければいいわけじゃない。面白い人は沢山いる。商品、自分の売り。
ネタの見つけ方
- モノを斜めから見る
- ボキャブラリー (おもしろフレーズ・人名)
- 知識は、広くか?深くか?
- マンガ・映画から設定・キャラを学ぶ
- お笑いのネタを見る
お笑いのネタを沢山みるべきか?
結論: 1000時間位は見ましょう。
計算上、一日3時間。現実的には、笑いを見られるようになるのに3年かかる。
- 無意識にパクる、パクったと言われる問題
- どのネタ・ボケがどのレベルなのか?がわかる警官と泥棒のネタと言われてプロはどう思うか?
- 他にない新しい笑いとわかるか? (他人に頼む?)
- ただ斬新な笑いは、見ない方が作れる可能性がある
ネタを発想する ツール編
- 辞書国語辞典・類語辞典・対義語辞典・名言・ことわざ・逆引き広辞苑
- タウンページ設定で職業を探す
- さゆりの豚辞書 (クロスワード用辞書)
クロスワード用語検索
クロスワード用語検索
ネタを発想する
芸人の例基本: 設定・シチュエーション(場所と人)
- モノを持って場所を移動する
- 何か × 何か (何かと何かを足す)
例えば: SCAMPER法
ネタを発想する 発想法編アイデア創発の素振り:SCAMPER法
アイデア創発の素振り:SCAMPER法――「10分以内にアイデア3つ出さなきゃ」をかなえる方法 (2/4) – ITmedia Biz.ID
SCAMPERの質問リスト
- R1)ほかに、どんなパターンが使えるか
- R2)ほかに、どんな配置が使えるか
- R3)ほかに、どんなレイアウトが使えるか
- R4)何を交換できるか
- R5)何を置換できるか。言い換えられるか
- R6)何を、再結合できるか
- R7)逆にしたらどうなるか
- R8)上下逆さまにしたらどうなるか
- R9)内外を裏返したらどうなるか
ネタをすぐに記録する
すぐに忘れちゃうので、思いついたらすぐメモる
ネタ帳の使い方
- 2つ作る (小ネタ用・本ネタ用) 紙を入れ替えられるやつ
- 携帯からメールする
- ペンを使い分ける(走り書き・使えるかな?・すぐに使える)
コントと漫才の違い・共通点
質問:コントと漫才の違いがわかりますか?
共通点: ボケ・キャラ・目的違い: コントは設定・キャラが命(プロット・場面転換)
漫才は様々。基本はしゃべり。漫才コントもあるので、そこはコントと同じ部分も。特殊なネタ: ショートコント・シュール
笑いを取る仕組みを作る
- まずは、笑いを取るコンセプト・システムを作る
- 真っ当なネタを作りたいなら軸を作る
- 軸からずれたボケはしない
- 常識というフリを使う
有名芸人のネタ作りのスタイル
- そのまま紙に書いていく初心者向きでない。あちこちいっちゃう。
- ギャグからお薦めしない。ぐちゃぐちゃになる。
- 大喜利風に書くよく言われる作り方
- 普通にしゃべってから、ボケを入れていく
- 設定、キャラから
- 何かと何かを足す
- アドリブから作っていく
「漫才入門」から学ぶネタの作り方
基礎知識・ネタ作り・台本構成・漫才演技・漫才実践
- みんなの興味のあること 自分の興味のあること
- あるある・ありそうありそう・なしなし
- 共感できるネタから入っていく
- 自然な会話として見せる
「別役実のコント教室」
- コントと劇
- うそつき
- 場面設定・状況設定・展開
- ストーリー思考とプロット思考
- 段取り的展開を避ける
- 状況を二重進行させる
- リアリティを与える
ネタ作り初心者がよくする間違い
- 初見ツッコミ
- 軸がない
- ボケの順番がおかしい
- ボケになっていない
- ツッコミの強度がおかしい
- すぐネタに入らない
- 無駄なセリフが多い
- すぐに面白いことを言おう、やろうとする
- 見る側の知識を考慮しない。マニアックなネタをやる
- さんをつけない
時間があれば話すこと
* ネタを作る際に知っておくべき基礎知識
- 5段のギアとボケの種類
- 常識を使う
* ベクトル理論
* すべらない笑いの取り方
* 関係性の笑い
* クイズ「バナナの皮ですべる」を面白くして下さい
匿名希望芸人さんのプレゼン
現役の一人コントをする芸人(匿名希望)の方に「実際にネタを書くにはどうすればいいのか」を話して頂きました。諸事情により、外に出せる一部だけ以下にまとめます。
・締切りを決める (先にオーディションの日程を決めてしまう)
・良いものを見に行く
集客力のある舞台、有名な人の舞台が望ましい。
・一人コント
話かけても人がいない
情報の引き出し方
- 一人で2役、3役やるパターン 一人でやる意味ないよねと言われる
- 元のメッセージを隠す
– 一人で済む状況を考える 選挙演説・校長のお話
– 架空の人が出てくる
– 電話をかける
質問と答え
事前の質問用紙に書かれた質問に答えていくコーナー。
時間が押してしまったのと、かなりの質問数だったので、全部に答え切れませんでした。量も多く、この記事も長すぎなので、別の記事にしたいと思います。答えられなかった質問もできれば答えます。
懇親会という名の飲み会
お金がないというご要望に答え2000円以内におさめるようにしました。なんとか2000円以内になりました。終電までずっとお笑いの話(M-1や業界や養成所やお笑いのビジネスの話など)をしていました。お金がなくて参加できないというのは悲しい話なので、次回はお金がなくてもみんなで交流できるようにしたいと考えています。
次回
今のところ、3/3(火) 19:00からやる予定です。
次回は、もっとみんなと交流できる方向にしたいなと。芸人は横の繋がり、相方探し。お笑い好きは、ライブに行く友達とか、笑いを話せる友達探しとか。一般の人は、色んな人と話して楽しむようなイメージです。
将来的にやりたいイベント
もっと参加人数が増えたら、以下のようなイベントをやりたいなぁと考えています。
「大喜利・すべらない話・ネタ・トーク(アメトーーク的な)」をやりたい人がやるという自己満足なオールナイトイベントをロフトプラスワンあたりでやる。
芸人さん・作家さんを呼んで、「今のお笑い業界の話。必要とされている芸人・これからのお笑い・芸人」などをトーク形式で聞く。
あとは、
芸人がネタを持ち寄って、全員でアドバイスをし合う会
春はお花見しながら、大喜利。
などやってみたいなぁと考えています。
個人的に話したいのは
「売れる」ために必要なお笑いのビジネス的知識
芸人養成所ってどうよ? 養成所の意味と学ぶこと
感想・ご意見・開催して欲しいイベント
今回の感想があれば是非お知らせ下さい。
もちろん、こんな会、イベントやって欲しいというのがあれば、お知らせ下さい。
ブックマーク登録を忘れずに →
(2)
(0)
(0)
(0)
Total: 2



最近のコメント