一般の人とお笑いの話をしていて、お笑い的にそれ間違っているなぁと思うことがよくあります。
トーク中ですし、誰もいちいち説明したりしませんが、軽くこの位は理解してよと思うことを書いてみます。
そんなお笑いへの間違いを簡単に述べます。各項目の詳しい説明は、今後のブログに書いていく予定です。意見が正しいとは限らないので、間違いの指摘は、どんどんコメントへどうぞ。
面白い人が売れると思っている
面白い人が必ず売れるわけでもないし、面白くないと売れないというわけでもないです。最低限のお笑いの能力や資質はもちろん必要ですが。
テレビ局、芸能事務所も商売としてやっているので、面白さだけが要因ではありません。
音楽業界で例えると、ランキングの上位にいるのが、いい曲や歌のうまい人とは限らないということです。
笑われている人と笑わせている人の違いがわからない
笑われている素人と笑わせているプロを比べて、素人の方が面白いと言ったりするのは、よく言われる「笑われている人」と「笑わしている人」の区別がついていないのでしょう。
天然で笑わせても、意図的に笑わせても同じと思っているということでしょうか。
詳しくは、以下の記事へ
「笑わせている」と「笑われている」の違いとは?
面白いことをして!と言う
これを言う初心者は、お笑いのハードルということを知らないか、どういう状況になったら笑わせやすいのか、笑わせにくいのかをわかってない場合が多いです。
詳しくは、以下の記事へ
「笑いのハードル」をコントロールする
人の話を止めて、自分の話を始める
お笑いというより、話をする時のルール違反です。どう考えても落ちのある話をし始めているのに、割って入ってくる人がいます。話のはじめを聞いて、落ちのある話かそうでないかの違いがわからないのでしょう。
ちゃんとお笑いをしている時に、落ちのない話を始めたなと思ったら、逆に止める時はもちろんあります。
ボケたら、必ずつっこむべきと思っている
必ずつっこまなきゃいけないわけでもないですし、ツッコミ以外のリアクションをすることも沢山あります。
ボケて「つっこんでよ」って言う人がよくいますが、大抵ボケになっていないか、つっこむ価値のないボケをしているかです。
着地点を考えずにフリをする
どう笑いを取るのかも考えず振るのはやめましょう。特にフォローする力のない人が振るのはやめましょう。
初心者の着地点を考えないフリは、見ているだけでも結構イライラします。
詳しくは、以下の記事へ
フリをする時に注意すること その2 「着地点を考えて振る」
面白い話をしてと言うと面白かった話をする
笑える話をして欲しいのに、自分が面白かった体験(ポジティブな話)をして、その時は面白かったのに伝わらないなー等言うのですが、そうじゃなくて、むしろ失敗した話や怒った話(ネガティブな話)をしてくれた方が面白いのですが…
笑いを一点だけで作ろうとする
初心者だと、面白いことをするとか、言うとかだけで笑わせようとします。前後がないのです。
特に、脚本、マンガ等の文章ベースのものだと特にそういう傾向が強い気がします。状況、キャラクター、フリ、返し等を使えば、別に面白い言葉とか動きをしなくても笑いはとれます。というか、そっちの方が自然な流れで、リスクも少なく笑いがとれます。
初心者は一瞬だけを使って笑わせようとしますが、うまくなってくると、フリから落ちまでの時間が段々長くなっていきます。
最後に
とりあえず、思いついたのはこの8つです。また思いついたら、増やしたりすると思います。
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2009-4-17 (金曜日) 19:55
当然のことですが、非常に明確な指摘だな、と思い、感銘を受けました。
とくにつまらない(あるいは広がらない)ボケをされたあとの「突っ込んでよ!」などは
素人の間でも通用するほど腹が立つ行為なのにお笑いの世界ではなおさらだと思います。特に私はこの部分に深い共感を覚えました。今日偶然このサイトを見つけたのですが、興味深い内容が多く、感心してしまいました。連載、がんばってください。
2009-11-22 (日曜日) 01:13
基本を知っていても面白くない芸人よりも
基本を知らなくても面白い素人の方が上でしょ
2009-11-23 (月曜日) 16:12
>基本を知っていても面白くない芸人よりも
>基本を知らなくても面白い素人の方が上でしょ
基本が何かによりますね。
最高に面白いが、表現の基礎ができてない素人は、仕事では全く使いようがないですし。
ハガキの投稿とかであれば、面白ければ素人でも問題ないと思いますが。
いくら面白い素人でも、基礎ができていないと笑いは取れないので、笑いの取れない芸人がいたとしたら、どっちもどっちじゃないですかね。