6月 25

1年半くらい前に、面白くなる方法という本を作ろうと思って、頭にあったものを項目として一気に出したものを、ここに出してみる。
1年半前から全くいじってないし、質も悪いけど、これでも役に立つかなぁと。

項目ばかりで、メモみたいなものだけど、読むだけでかなり笑いのレベルが上がると思います。

プロ向けのものもいつか書きたいなぁと思っているけど、基本的に一般向けのトークの技術だけの内容です。それでも、プロの人も基礎を知らない人には役に立つと思います。

個人的には、こういうものが文字化されるのは、少なくとも日本では初めてだと思う。
一般の人は、お笑い業界、スクールではこういう知識や教科書や勉強をすると思っちゃうみたいだけど、こういうノウハウをまとめた本や文章は存在しないと思います。もし、存在するなら是非教えて下さい。

ということで、以下お楽しみ下さい。
反論・批判・意見などのコメントも下さいね。

面白くなる方法

  • はじめに:内容の説明
  • どんな人が書いているのか?
  • 書いている人はどんな人?
  • NetaTenのために書いている
  • 日本のお笑い向上のため
  • どんなことが書いてあるのか?
    • 信頼できる内容なの?
    • 有名な芸人、作家などプロの話を書く
    • 沢山のお笑いの本に書かれていることを書く
    • お笑いの学校で教えていることを書く
    • 経験を書く
    • 芸人のようなレベル高い笑いの取り方については書いてありません。
  • これを読んだら面白くなるのか?
    • 本を読んだだけでは面白くなるはずがない
    • 間違った知識や理論を実践していると無駄に何年も損をする
    • 面白くなるのに数年はかかるだろう
    • 人間性や性格を変える必要もある
    • この本は、どう練習するのか、素人にありがちなミスを指摘している
    • 練習、訓練が必要
    • サッカーを全くしたことがない人が、サッカーの理論を学んですぐにピッチに立てるわけがない
  • プロの芸人は、面白くなる方法は書かない、存在しない
    • 企業秘密だから売るわけがない。売るとしても高額のはず
    • ラーメン屋がスープの作り方を教えないのと一緒
    • 天才プレーヤーが必ずいい監督になるとは限らない
    • ライバルが増えるから
    • 安く売るはずがないから
    • サッカーで例えると
    • 知識はないので、理論化できない人が多い
    • お笑いの理論を書くなんてサブイこと
    • 体で覚えている、センスでお笑いをしているため、勉強しているわけではない。 理論化できない
    • 面白い人でも笑いを理論化できない人が多い
    • 才能のある人は センスや無意識にできるので、書けない
    • 理論化できてもライバルを増やすだけなので、書かない
  • どんな人が対象か
    • 普通に話しができる人
    • できない人は、本や話し方教室へ
  • 天然の人は対象ではない
  • 芸人としてのお笑いを求めていない人
  • 素人が一人が一人以上に向かって話す場合
  • あなたはどうしたいのか?
    • もてたい
    • ビジネスをうまくやりたい
    • 営業・接客・プレゼン
  • 面白くなりたい
  • 笑わせたい
  • 読み方:章立て
    • 一般的に言われること、独自理論を分けて表示
  • お笑いの基礎知識
    • なぜ基礎を学ばなくてはいけないの?
    • 応用を教えても笑いを取れない
  • 笑いとは何か?
    • どんな時に人は笑うのか?
    • 同じギャグでも笑う時、笑わない時の違いと理由を知る
    • テレビ番組の企画
    • この章の最後には理由がわかるようになります。
  • 状況による
    • 自分の状況
    • 笑ったら怒りそうな人が言ったことには笑わない
  • 相手の状況
    • 知人が死んでショックを受けている時にギャグを言ってに笑うか?
  • 周りの状況
    • コントでやったら受けるかも知れない
    • 実際にやったら、怒るだろう
    • 葬式で遺体を叩いて笑うか?
    • 劇場でも誰も笑ってないと笑いづらい
  • 笑いやすい環境を作ってあげる
    • 喫茶店の店員にいきなりギャグをやって、同じギャグでも受ける場合、受けない場合がありますが、何が重要でしょうか?
    • 自分のことを相手がどう思っているかによる
    • 笑っていいということを伝える
    • ふざけていることを伝える
  • 笑いの効用
  • 基礎中の基礎知識
    • 漫才とコントの違いがわかりますか?
    • 笑わせるのか、笑われるのか
  • お笑いのルール違反
    • 話をさえぎって、自分が話す
    • 話を取ったのに笑いを取らない
    • 話に落ちがない
    • 笑わせる以外の目的で発言をする
    • 着地点も考えず振る
  • レベルの高い笑い、低い笑い
    • 笑いの点数
    • 意図的に取らなかった笑いは0点
    • どの位の頻度で使われるギャグか?
    • どれだけ作るのが難しい笑いか?
    • その笑いは誰がとったのか?
  • 初心者がよくする間違い
    • 素人が、他人のギャグを他の人へ言うと全然おもしろくなくなっている理由
    • 面白いところだけしか伝えない
    • ギャグの移植ができない
    • あれ、この間はウケたのに…
    • 漫才の面白いところだけ言う
    • フリやツッコミがあって笑いが成立していることがわかっていない
  • つっこむ人がいないのにツッコミが必要なボケをする
  • お笑いに必要な基礎的な能力
    • 自分を知る
    • なぜ自分のキャラを知らなくてはいけないか
    • 同じことをして、怒られるキャラ、許されるキャラ
    • 例えば
    • いつもマジメな人がすると面白い笑い
    • 知的でない人が知的な笑いを取ろうとした時
  • 自分のキャラに合った笑いをする
  • 天然キャラ
  • 自分の欠点を生かす
  • 人としての面白さ
  • 自分のキャラを知る
    • どんな外見か?
    • どんな性格か?
    • 他人にどう思われているのか?
  • 精神状態
    • 自分が死ぬほど辛い時に他人を楽しませられるのか?
    • 精神的に引いている時は笑いは取れるか
    • どんなに辛い時でも人を笑わせる
    • ムカつく時こそ笑いのチャンス
  • プライドを捨てる
    • 自分が偉いと思ってる人
    • 鼻の高い女優は、嫌な感じ
    • 彼氏なんていないですー。というアイドル
  • 一般常識を知っている
    • 常識からはずれるから笑いが取れる
    • 一般常識が振りとなる
  • 話を聞くのさえも嫌な人
    • 自分の欲求を満たすことしか考えていないトークをする人
    • 自慢話
    • 自慢ではなく、自分を落とす話をしよう
    • 自分ことを話す人
  • 無意味にプライドが高い人
  • 自分が相手に興味を持っているから、相手に質問をする人
  • サービス精神
    • 相手を喜ばせるためだけに話す
    • 身をけずっても、嘘をついてでも笑わせる
  • 空気を読む
    • 相手の性格を読む
    • 相手のトークの好き、嫌いを読む
  • 芸人的な考え方
    • おいしい
    • デブ、禿げ、チビはおいしい
  • 遊ぶ
    • 女遊び
    • やっさんのおもしろさ
  • 欠点を利点にする
  • いじられるようにする
  • オープンにする
  • 絡みづらい人はどんな人?
    • 対応に困る人
    • ボールが受け取れない
  • 表現力
    • 声が小さい
    • かつ舌が悪くて何を言っているかわからない
    • 表情
    • 声の表現力
  • お笑いの理論
    • 緊張の緩和
    • ギャップを大きく
  • 笑いの技術
    • フリ
    • 状況を判断する
    • 自分のキャラは伝わっているか
    • つっこめる人はいるか?レベルはどの位か?
    • 見た瞬間に大体わかるがわからない場合
    • ちょっとおかしなことをして拾えるか試す
    • 注意) 拾われなくてもすべらない笑いをすること
  • いじれるキャラはいるか?
  • 誰がどんな話題を嫌がるか
  • 笑いを取るまでの構成を決める
    • フォーメーション、ポジションを決める
    • ハードルを下げる
    • ギャップを作る
    • 方向を示す
  • 笑いの環境を作る
    • 笑わせやすい人の配置にする
    • 人の心に入っていく
    • フォーメーションを作る
    • 誰が話しを進めていくのか
    • 誰がボケて、誰がつっこむのか
  • 自分のキャラを伝える
  • フリをする
    • 話の振り方
    • 点で聞くな
  • キャラをつける
    • キャラをつけられて嫌がらない
  • ボケ
    • ギャグのパターン
    • 表現で笑わせる
    • 言い方
  • ツッコミ役
    • つっこむ
    • ツッコミってボケた時につっこむことだと思っていませんか?
    • ツッコミは、早くした方がいいわけではない
    • 何につっこむの?
    • ボケに
    • 人に
    • 物に
    • 論理(おかしなところ)に
  • ツッコまれたら、ボケる
  • ボケていなくてもつっこむ
  • のりつっこみをする
  • フォローをする
  • 実践編
    • 正直な話、お笑いに決まった上達方法はない
    • 練習方法
    • 週間ごとにテーマを決める
    • 常に例える
    • お店の人を笑わせる
  • すべらない方法
  • すべらない笑いの取り方で笑わせる
  • 鉄板ギャグを作っておく
  • まずは、つっこみができるように
    • つっこめない人と話す時どうするか
    • スベるリスクがない
  • よく聞く上達方法
    • ネタ帳を持つ
    • 忘れないため
  • 話にタグをつける
    • 引き出しから引っ張りやすくする
    • その話を色々な流れから、使えるように
  • ギャグとリスク
    • 初めて会う人との笑い
    • リスクの高い笑い・低い笑い
    • 仲の良い人との笑い
  • 世代別のお笑いの取り方
  • 自分のキャラを伝える、広める
    • いじってもらいやすくして、笑いを作りやすくする
  • 攻撃された時がチャンス!
  • 一人で成立するボケ、ツッコミが必要なボケ
  • 聞き手が絵を書けるような話をする
    • 広げやすい、聞いている人が参加しやすい
  • 広げ易い話題、広げにくい話題
  • トークのネタを増やす
    • ネタ帳を持つ
    • 日常からネタを拾い上げる能力をつける
    • 面白くするため嘘をつく
  • 接客業で使える笑いの技術
    • 相手に話させる方法
    • 最後の一ピースだけ埋まっていないパズルを渡す
    • CMの手法
  • お金や仕事のためにお世辞で言っているんじゃないか?と思われないようにする
    • マイナスなことを言う
  • 同僚に馬鹿にされるようにする
    • こういうことを言っても大丈夫なんだなと思ってもらって話しやすくする
  • どこまで聞いていいかわからない場合
    • ~~について聞いてもいいですか?と聞く
  • 答えたくないことを聞かれた時の対処法
    • 笑いで返す
    • ごまかしたり、あやふやにしたりしていませんか?
    • トークで流す
  • よくある質問と答え(お笑いFAQ)
    • ボケたのに誰もつっこんでくれなかった場合、どうするのか?
    • 自分でフォローする
    • そもそも、突っ込む人がいるかを先に判断しておくべき
    • つっこむ人がいないなら、ツッコミが必要な笑いをしちゃいけない
  • しゃべりたいけど、タイミングがわからない
    • 話への割り込み方
    • 感嘆符を入れてタイミングを計る
  • 何を話せばいいの?
    • 目に入ったもの
  • 緊張しない方法
    • なぜ緊張するのか?
    • 不安だから
    • 安心できるようにすればいい
    • 困ったら戻れる場所を作る
    • 困ったら色につっこむ
  • スベるのが怖いのですが
  • コラム
    • 天然の人は、冠番組を持てない
    • TVの笑いと舞台の笑い
    • すべるリスク
    • 嫌われるリスク
  • 面白い人がテレビに出ているという幻想
  • 天然の人は、賞味期限が短い
  • 芸人の笑いと素人の笑い
    • ネタはいらない、トークのみでいい
    • プロは毎回一定以上の質の笑いを提供しなくてはいけない
    • ネタがなくなっても笑いを作りつづけなくてはいけない
    • できる笑い、できない笑い
    • あからさまな下ネタ
    • ヘビと言わないで
    • スポンサーへの配慮
    • 放送禁止用語
  • 素人は、面白いか、面白くないかでしか判断ができない
  • 激しく相手が笑ってもお笑いの点数が0点の場合
  • 対象が知人か、初めての人か
  • 自分のことを知っているか?
  • できない笑いがある
  • 素人がよくするお笑いのミス
  • 芸人は面白くないといけないのか?
  • 未分類な項目
    • やりづらい人
    • 話さない人
    • プライドの高い人
  • 参考文献
  • すべらないで笑わせる方法
    • すべっていると気づかせないボケ方
    • ほとんどすべらない方法
    • 絶対にすべらない方法

    5月 01

    「笑いをおもしろいか・おもしろくないかで判断するのは素人」 と、吉本の芸人養成所で作家の方が言っていた言葉です。まさにその通りで、笑いの素人かそうでないかの良い判断材料になります。

    あなたは、笑いや、お笑い芸人に対して、「それ、おもしろいよね。」「あの芸人、おもしろくないよね。」などで判断していますか? それ以外で判断していますでしょうか? もし、プロやプロを目指しているのであれば、それではまずいでしょう。もちろん、見るだけで、作り手ではない人は、笑いは笑えればいい、面白ければいいと思うので、それで十分です。

    プロは、何で笑いを判断するのか?

    素人

    自分がおもしろいと思うのか、そうでないのかで笑いを判断する。
    さらに酷いのは、自分が笑えたか、笑えないかでおもしろいのかを判断する。

    プロ

    笑わなくても、それはおもしろいのか?がわかる。
    どんな時に、どうするとおもしろいのかがわかる。
    その笑いがどのような質なのかがわかる。

    例えば

    ネタ見せの時が一番わかりやすいでしょうか。
    プロって面白くてもネタではあまり笑わないですよね。ネタ見せで、裏笑いじゃなくて笑っている人ってほとんど見たことないです。では、何で判断しているかというと、まずちゃんと成立しているのか? 質は? 舞台 or TVでやってうけるのか? などで判断しているはず。いや、そうでないと困ります。自分の笑いの嗜好だけで判断なんてされては。

    吉本興業では、その芸人が面白いかどうかは客が笑うかで判断する、とか、若手の笑いは何がおもしろいかさっぱりわからないというような話もあるように、笑いの判定はすごく難しいのですが、少なくとも自分が面白いか、面白くないかという基準だけで決めてはいないし、そうしてはいけないでしょう。


    2月 24

    お笑いの非常にベーシックな理論である「緊張の緩和」です。「緊張と緩和」と言われることもあります。

    元々、哲学者のカント、落語家の桂枝雀などに指摘されている理論です。
    そのまんまですが簡単に説明しますと、「笑いは緊張が緩和された時に起きる」ということです。

    具体的な例を出します。

    ・2人がいて二人が段々と怒り始めます。怒りが頂点に達した緊張状態で、いきなりお互いにキスをする(緩和させる)という場合
    ・ものすごくマジメな話をしている時に、おならをする

    などです。

    コンビのネタで応用すると、

    ・ボケ役がふざけたことばかりする
    ・ツッコミ役が段々イライラする
    ・さらにボケ役がふざける
    ・ツッコミ役がものすごくキレる
    ・さらにボケ役がとぼける

    よく見ますよね。徐々に緊張していき、徐々に落差が出てきます。

    余談ですが昔、僕の通っていた塾で生徒があまりに宿題をやってこないので、先生がものすごくキレて、「いいかげんにしろ!」を叫んだ時に、生徒の一人が「お風呂をですか?」と聞いて、一気に和んだことがありました。人が怒っている状況を一気に和ませられることができる笑いって、本当に素晴らしいですよね。


    2月 08

    ツッコミ役という職業には、色々な役割がありますが、具体的にはどのような能力が必要なのでしょうか? 漠然と「ツッコミをする能力」?

    以下に7つあげてみました。

    1. 空気を読む(お客、出演者、相方…)

    繊細とも言えるお笑いにおいて一番大切とも言えるかもしれません。
    今お客さんが何を求めているか?出演者が何を考えているのか?逆にどんなことを言ってはいけないのか?などを把握する能力です。

    2. 常識的な見方ができる

    ツッコミ役は、お客さんと同じ目線でものを見ることができない人にはできません。何が変で何が正しいのかがわからなければ、つっこむことができないからです。そして、つっこむことで聞く側にわかりやすく伝えられる能力も必要です。
    いわゆる天然の人は、無理と言えるでしょう。

    3. 他の人が気づかないところに早く気づく

    誰もきづかないようなボケや自分独自の視点などでつっこむことができるかどうかが、つっこみにおけるセンスです。
    これができるつっこみ役の人は、ボケがなくても笑いが取れます。

    4. 余計なことを言わない

    ツッコミというより芸人の基本とは思いますが、笑いに関係ない、つながらないようなセリフや、無駄なセリフを言わないということです。

    5. 頭の回転が早い

    これは、芸人一般にも言えると思いますが、フリートークの場合はどうしても必要になってきます。
    ツッコミの仕事は、いっぱいあって、瞬時に判断をしながら、トークをしなければいけないからです。

    6. つっこみ向きのキャラ

    キャラというと「君はボケ・キャラだね。」と使うことが多いですが、あまり、「ツッコミ・キャラだね。」いうことはないように思います。
    しかし、ツッコミ向きのキャラもあると言われています。
    常識的そうであったり、まじめそうであったりする人だと思いますが、ともかく見た目からボケっぽい人は、ダメかと思います。

    7. ビジュアル?

    最近のツッコミ担当の人は、かっこいいと言われる人が増えて、ツッコミがかっこいいコンビが売れると言われたりすることがあります。かっこよさがツッコミに必要かどうかはわかりません。


    1月 04

    笑いの基本中の基本。笑わせているのか?笑われているのか?についてです。

    お笑いを知っている人の中では、常識中の常識なのですが、普通の人では知らない人もかなり多いようなので、説明していきます。

    まずどういう違いがあるのかを説明します。

    笑わせている

    自分の狙った通りに笑いを取っている状態。

    笑われている

    自分の意図とは違うところで、笑いが起きている状態。
    天然の人や、素人の人がよくやる笑い。

    笑われているように見せる笑いというのもあります。それは、笑われているのか、笑わせているのかという議論もあると思いますが、計算してやっていて、その通りに笑いが起きているなら、「笑わせている」だと思います。

    基本的にプロの笑いより、素人の笑われる笑いの方が面白かったりします。
    なぜそうなのか?あえて書かないので、考えてみて下さい。

    よくプロの芸人の笑いと、素人の笑われている笑いを比較して、「こいつ(素人)の方が、面白いじゃねーか。」という素人な方がいますが、笑わせている笑いと、笑われている笑いを比較しているところで完全に間違っているので、そういう恥かしい発言をしないようご注意下さい。

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    12月 15

    ツッコミがうまいか、下手かは、何につっこんでいるかを見るとよくわかります。

    素人や初心者は、ボケた時にしかつっこみません。うまい人は、様々なものにつっこみを入れ、笑いを作ることができます。

    ツッコミがうまくなるにつれ、様々な状況で、色々なものにつっこめるようになります。もっとうまくなると、ボケがなくてもツッコミだけで笑いが取れるようになっていきます。

    ボケていない素人につっこみを入れて笑いを取っている芸人さんが何人か思い浮かぶでしょうか?

    何に対してつっこむか?このつっこむ対象が多いほど、ツッコミのバリエーションも増えます。
    また、ツッコミ役をしていると、ボケに対してのツッコミの言葉に困ることがあるかと思いますが、以下のどれかで、乗り越えましょう。

    ・ボケ

    誰もがするツッコミなので、説明することもないかと思いますが、間違ったことや、おかしなことにツッコミを入れます。

    ・人の外見(服装や顔など)

    MCなどしているとやはりこれは必須です。ボケの人もします。
    いじりに近いですが、基本ですし、笑いも起きやすく、そこから広がることも多いです。
    うまく例えたり、見立てたりするのが、よく使われるテクニックです。
    これは、反射神経とセンスが必要なので日ごろから鍛えておきましょう。

    一瞬で見た人がおかしいと思うような外見でなければ、早く言う必要の ない場合が多いです。じっくりいい例えを考えるのも手です。

    ・状況

    現在置かれている状況や環境につっこみます。
    例えば、「貧乏なのに?」「年下だろ!」「初めて会った時にそれを 言ったのかよ!」のようなツッコミです。
    相手は普通に会話しているのに、つっこむことにより笑いが起きることが多く、ツッコミが笑いを作ったと言えます。

    ・感情

    対象の人が考えていることや、精神的状況に対してつっこみます。

    お客さんからすると、フリがないので予想できないツッコミになることが多いですし、ツッコミが作った笑いになります。
    これができるとワンランク上のツッコミと見られることでしょう。

    ・周りの景色(色など)

    これは、さまぁ~ず三村さんが言っていたことですが、つっこみに困ったら見えた色につっこめ!とのことです。個人的には半分ボケのように思いますが、困った時には色が回りにないことはないでしょうからいいでしょう。
    色だけでなく、形や大きさなど他のバリエーションもあった方がいいかもしれません。

    ・自分のボケ

    いわゆる一人ツッコミ
    処理しづらいボケをされた時は、のりツッコミを使う人が多いです。
    相手のボケに普通にのりツッコミしても笑いにならなそうだったら、のっている間に自分でボケて、そっちにつっこめるといいです。かなり短い間に一人で判断し、ボケを考え、なおかつ、それに的確につっこまなくてはいけないので、かなり難しくできる人は稀だと思います。


    11月 23

    ツッコミの種類を8つあげました。

    ツッコミといっても世間的に認知のあるのは、ボケにつっこむものと、のりつっこみくらいじゃないでしょうか?

    6番までは、わかりやすいように「漫才入門百科」(弘文出版)相羽秋夫氏のツッコミの分類の名前にわざと合わせました。

    1. 普通ツッコミ
    なんでやねんに代表されるボケに対する一般的なツッコミ。

    2. のりツッコミ
    相手のボケにのった後、つっこむという方法。
    1. ボケに乗った後、相手のボケにつっこむパターン
    2. ボケに乗った後、自分がのっている時にボケて、自分のボケにつっこむパターン

      などがあります。
    関西の人は、のりつっこみをよくするそうですが、その他の地域ではそうでもないようです。僕は関東出身ですが、関東の人が通常の会話でのりツッコミをしているは見たことがありません。

    3. ボケツッコミ
    ツッコミつつ、ボケるという方法。主にツッコミ担当がする。
    逆につっこんでから、ボケるという方法もある。

    4. 引きツッコミ(すかし)
    ボケを流したり、つっこむべきところで、つっこまないなどの方法。
    ボケが寒かった時などに使われます。

    5. しぐさツッコミ
    言葉でなく、仕草でつっこむ方法。
    目や、顔、動きなどで表現します。

    6. 一人ツッコミ
    一人でボケて、一人でつっこむこと。
    ピンの人でやる人が多い。
    ボケけた時、誰もつっこまないという状況はよくあると思いますが、 その時などに必要です。
    明石家さんまさんがよくやっています。

    7. 例えツッコミ
    何かに例えてつっこむこと。見立てとも言います。
    「おまえは、猿か!」などのように、そのまま言うのではなく、違う物で例えます。
    ボケ担当の人もよく見立てなどをします。
    例えや見立ては、ツッコミでなく、ボケだと言う人もいます。

    8. メタツッコミ
    作られた状況の外の視点からつっこむ方法。
    メタフィクション的なツッコミということでしょうか。
    コントなどの世界観と関係ないところにつっこんだり、役に入っている人に、素のキャラのことでつっこんだりする。
    漫才中のコントで、コントの役のままつっこむ場合と、素の自分としてつっこむ場合があるが、メタツッコミは後者である。

    他にも、冷静ツッコミとか、蹴りツッコミとか聞いたことがありますが、他でも使われているか知りません。

    みなさんは、上記のどれくらいを使って笑いを作っていますでしょうか? 

    追記:
    「つっこみボケ」というのもあるんじゃないかというご意見を頂きました。
    ボケツッコミの逆で、ツッコミ自体がボケとして成立しているもののことです。

    あと、僕が最近若手の中できていると思っているツッコミは、南海キャンディーズの山里さんや、キングオブコメディの高橋さんがやっている、ボケの後ワンテンポ置いて、聞き手にツッコミを想像させてから、そこからずれたツッコミをするツッコミです。名前はまだない。

    あと、細かいことを言うと、わざと時間をずらしてつっこむ、時間差ツッコミとかもあるかな。


    8月 07

    お笑いの基本中の基本でもある三段落ちは、なぜ三段なのか考えたことはありますでしょうか?

    三段目に落とすということは、みなさんご存知かと思いますが、基本的な理論なのでしっかり理解していないと、ボケでもツッコミでも大きな失敗をしたり、笑いの質を保てなかったりします。

    考えたことがなかった人は、ちょっと考えてみて下さい。

    ヒント
    二段なくてはいけない理由は?
    正直、一段目でフリをして、二段目でボケれば成立するんじゃないか?と思いませんか?

    答え
    基本的な考え方としては、1つ目も、2つ目もフリです。

    では、なぜ一段ではいけないのか?
    簡単に言うとフリが弱いということです。もうちょっと言うと聞き手の想像の方向が定まらないからです。

    初心者のありがちなミスとして、二段目で笑いを取りにいったり、おかしなことを言ってしまうということを良く見かけますが、セオリーとしては間違いです。

    イメージしやすい形で言うとベクトルです。
    一段だけでは、点でしかありません。この点だけを聞き手に提示しても聞いている方は、点でしかイメージできていません。次で落ちを言っても笑いを取れるかも知れませんが、笑いは小さいはずです。
    二段目の役割としては、また点を作ることで、点をベクトルに変えることです。ちゃんとした方向を示さなくてはいけません。つまり、一段目と方向が異なることを二段目に持ってくると、笑いも小さいはずです。

    さて、なぜベクトルを作るのでしょうか?

    これを理解しているか、していないかは、素人とプロの笑いの違いがすごく良く出るところです。ここをちゃんと抑えておくとより質の高い笑いを作れます。

    なぜベクトルを作るのか?答えは簡単です。
    聞き手が想像しているものを裏切ることで笑いをとることが三段落ち、いや、お笑いの基本です。
    なぜなら、ベクトルを急激に変えることで笑いを作っているからです。

    ということは、どうすればより高い質の笑いを作ることができるかは、わかるかと思います。

    つまり、一段、二段でベクトルを作り、できるだけベクトルの強さ(長さ)を大きくすると、全く同じ落ちでも笑いが大きくなります。これを意図的にすることで、より落差をつけて、その分、より大きな笑いを作ることができるようになるわけです。

    なので、プロは、トークでもネタでも、形は違えどこの形で笑いを取っているはずです。

    というより、これをしてないと「何やってんだ、こいつ」となります。
    例えば、MCをしていて、話を順に振る場合、大ボケのキャラから話を振るツッコミなんていませんよね。
    逆にボケ役でも、一番初めに話を振られて、後に続きにくいボケなんてしちゃうと、「こいつ笑いをわかってねー。」となりますので、お気をつけて。

    笑いをやっている人には、非常に基本的な話ですが、できてない人もよく見かけます。ネタを作るにも、トークをするにも必ず必要な技術なので、完璧に抑えましょう。

    三段落ちを鍛えたい方は、NetaTenで、三段落ちの企画をやってますので、参加してみてはどうでしょうか?


    7月 13

    「笑い待ち」をしながら笑いを取るためのテクニック

    「笑い待ち」の間は、しゃべらない、ネタを続けないと思われているが、待っている間に笑いを取ったり、次につなげたりするというテクニックを書きます。

    どちらかというと芸人向け、特に舞台芸人向けの内容です。
    うまく使えれば、トークでも役に立つかも知れないです。

    「笑い待ち」が何か知らない人もいると思うので、意味を自分なりに書きます。そのままですが、

    観客が笑い終わるのを待つ行為

    「笑い待ち」は、どんな時に、何のために使うテクニックか?

    基本的に、大きな笑いが起きた時に、その笑い声で次のセリフがかき消されないようにするために使うテクニックです。もうちょっとつっこんで書くと、次のフリが笑いで聞こえなくなると、お客さんが流れがわからなくなったり、ボケが聞こえなかったりして、それ以降の笑いを取ることに支障をきたすので、それを防ぐために笑い待ちをします。

    あまり、舞台にあがったことない人がよくする失敗

    沢山練習して舞台に立った時に、そのままのペースでネタをやるため、笑いを取った後に笑い待ちをせず、客を置いていってしまうことがよくあります。

    演劇等のお芝居の笑いだったら、この辺は演出家の仕事かと思います。

    基本的な「笑い待ち」というテクニックの説明はここまでです。

    では、笑いが起きている状態でどう笑わせるのか?

    答えは簡単です。声が届かないなら、目に訴える「動き」を使います。
    決して「動き」で笑わせるという意味ではないので気をつけて下さい。

    一番良いと思うのは、笑いの取った内容を動きでなぞる、膨らませるというテクニックです。
    これは、笑いの流れによっては利用できないこともあるでしょう。

    前の笑いが膨らませられないものだった場合、「動きの笑い」「顔芸」等使うのも手だと思います。(芸風や芸人としてのプライドが許せば)

    それもできなそうなら、次の笑いに繋がるフリなり、演技なりを続けましょう。ただじっとお笑いがおさまるのを待つだけなんて、時間がもったいないです。

    #ちょっと分かりづらいかな…分かりづらかったらコメントして頂ければ説明します。

    「笑い待ち」の間に笑いをもっと取るネタの作り方

    以上のテクニックを使うと、理論上、より短い時間に多くの笑いを入れることができます。つまり、LPM(Laugh per minite)が上がります。

    ネタを考える時点では、広がるボケを配置して、その後に笑い待ちのテクニックを使うという構成を作るということを意識するといいと思います。それで、より笑いが続き、大爆笑に繋げやすいはずです。

    「笑い待ち」を利用できないお笑い

    「笑い待ち」ができない場合があります。

    簡単に言うと、お客さんが目の前にいない、インタラクティブにネタができない場合です。
    つまり、テレビや映画です。

    テレビの場合は特に気をつけましょう。
    観客がいるネタ番組では、目の前にいるお客を笑わせるのか、テレビの前にいる視聴者を笑わせるのかによって、ネタや表現の方法が変わってくるでしょうから。

    「笑い待ち」中に笑わせるテクニックを使った例

    「笑い待ち」中に笑いを取るっていうテクニックって、今まで聞いたことなかったので、誰も考えていないのかと思っていたら、やっぱり使われているんですね。

    以下のブログで、劇団東京ヴォードヴィルショーの『「アパッチ砦の攻防」より 戸惑いの日曜日』がそうだったと書いてありました。
    日曜日が待ち遠しい!

    大人数でやる舞台だと、純粋な「笑い待ち」をしちゃうと、死に間ができちゃったり、不自然になるので、自然に「笑い待ち」はしないと言えば、そうかも知れないですよね。その芝居が次の笑いを生んでいるか、どうかの違いがあるかどうかという点はあるでしょうけども。


    7月 07

    ツッコミ役の仕事はたくさんありますが、思いつく限りを書きます。お笑いに詳しくない人には、ツッコミ役の仕事はツッコミだけと思われがちです。しかし、実際に笑いを作る場面では、ツッコミ役は色々な役割を期待されていますし、直接笑いを取る以外の様々な仕事をしています。これを知ることで、チームプレーとしての笑いの作り方や、テレビでの芸人の動き、発言の意味がより理解できるようになるでしょう。芸人を目指している人でも、ボケにつっこむことしかしない、または、それをするのが仕事と思っているツッコミ役の人がいますが、より笑いを作りやすく、ボケ役がボケやすい環境を作れるようになれると、より質の高い笑いを提供できると思います。

    ボケにつっこむ

    ボケ(常識から見て、おかしいこと、ずれていることなど)を指摘する、訂正することと言われます。このとらえ方だけだと、ツッコミはうまくなりません。正確には、指摘することで見ている人に、そのボケ(間違い)を伝えるためにつっこみます。当たり前のように聞こえますが、この違いをよく理解していない人がかなり多いです。これを知らない人は、つっこむターゲットと、笑いを取るターゲットをよく理解せず、つっこむことになります。
    ボケ役がわかりづらいボケをして伝わっていないと思った時に、意味を伝えることもあります。(通訳するなどと言われるが、どちらかというとフォローに近いでしょうか。)

    振る(ネタフリ)

    ネタを振ったり、話題を振ったりと前準備をする行為を指します。

    • ボケに持っていくためのフリ(伏線をはる、ボケのきっかけを作るなど)
    • ボケをより強くするためのフリ(確認、追い込むなど)
    • 素人でもボケられるフリ

    などが主なものと思います。
    かなりうまい人は、どう答えても笑いになるフリ(質問)をして、相手に笑いを取らせたり、答えにつっこんで笑いをとることができます。明石家さんまさんがやっているのを見たことがあると思います。これをできる人は、なかなかいません。

    拾う

    他人が言ったことで笑いになることを流さず、拾って笑いにつなげていくことです。
    ボケや明らかに笑いを意図した発言に気づかなかったりすると、ツッコミ役としてはダメですし、周りから信頼されません。逆に全部拾ってしまうのも問題です。下らないものを拾ってしまうとグダグダになってしまったりします。
    どれを拾って、どれを拾わないかは、センスの問われるところです。

    ふくらます

    ボケに対しては、つっこむだけでなく、のったり、膨らましたりする選択肢もあります。下手なツッコミ役は、おかしなことを言うや否や、すぐつっこむので、別の選択肢もできるようになると、芸と笑いの幅が広がります。
    話題に対しまだまだ深く掘れると思ったら、膨らました方が会話が広がっていき、笑いが多く取れることがあります。笑いの匂いがする方を一瞬で判断しなくてはいけないので、難しい所です。
    ツッコミのセンスの問われるところです。

    フォローする

    いわゆる後処理です。何かのミスをした場合に、そのマイナスを帳消しにしたり、プラスにしたりする能力です。これができるツッコミ役がいると非常に安心してボケやすいですし、芸人からは信頼されます。レベルの高い人ですと、どんなにスベっても笑いに変えてくれるのですが、非常に技術のいることなので、これができる人は非常に限られます。(さらに救われていると気づかない人も多い。)

    • お客さんに伝わらなかった部分を説明する
    • スベった時にごまかしたり、流したり、笑いにしたりする。
    • 毒づいた時に、それを柔らかくしたりする。
    • 変な空気になった時、立て直す。

    流れを作る、進行する(司会など)

    進行をするという仕事です。全体の流れを調整しながらも笑いを取るため作業もしなくてはいけません。

    • グダグダにならないようにする
    • 話題がずれたら戻す
    • 変な間を作らない
    • 進行しながらも笑いをとる

    オフらせない

    複数の人でトークしている際に、中に入ってこれない人やトークに参加しない人などを出さないようにする。

    いじる

    ボケの人がいじったりすることもありますが、ツッコミ役がピンでやっている場合などは、お客さんやゲストをいじったりして笑いをとったりします。
    ネタでは普通はやりませんし、プロにはよく思われません。素人いじりがうまいと言われる芸人さんがいるように、テレビでは、重要な技術の一つです。

    • キャラをいじる
    • 外見をいじる
    • 内面をいじる
    • 動かして、つっこむ

    ボケる

    相方のボケ役がボケられない時、フリートークで誰も笑いを取らない時、まずい空気になった時、相手が全く面白くない(素人)時などにツッコミ役でもボケなきゃいけない時もあります。
    しかし、それがすべったりして、さらに空気が悪くなったりするとかなりきつくなります。他につっこんでくれる人がいるか確認して、いない場合は、後のことを考えてボケた方がいいでしょう。

    相方にボケさせる(流れをもってくる)

    大人数がいる場合のフリートークなどでは、できるだけ自分の相方にボケさせるようにします。
    そのために相方がボケられるように話を自分の方にもってきたりします。無理に持っていくと嫌な感じがするので、自然な流れが必要です。
    なおかつ、できるだけ短い間に話しをつなげる能力が必要になってきます。

    ボケとお客さんとの橋渡し役 (ボケの通訳)

    ツッコミ役は、お客さんと同じ立場に立ち、常識を持ち、お客さんの視点で物を見る(芝居をする)のが、基本です。
    わかりにくかったり、意味がわからないものなどは、説明したり、どういう意味か聞いてみたりして、確実にボケの意味やボケ役の世界をお客さんに伝えなければいけません。

    キャラをつける

    はじめての人や素人の人などをいじる時に、キャラクターをつけていじったり、笑いにつながるようにする作業です。
    その人を何かに例えてキャラをつける場合、キャラをつける時点で笑いも取れます。それに加え、その後のために笑いの種をまいている作業でもあります。

    地味な作業ですが、のちのちにキャラに絡めて笑いを取ったりすることができます。そういう意味では、フリとも言えます。
    キャラをつける時点で笑いをとる時は、見立てを使う人が多いです。

    ボケ役を追い込む

    広い意味では「フリ」の中に入ると思いますが、ボケを追い込むことでボケ役にボケさせたり、ボケを強くするわけです。緊張と緩和という意味ではあえて緊張を作り出すという技術とも言えます。
    ネタなどで意識的にこれをしているコンビはたくさんあります。(どのコンビか言わないので探してみて下さい)

    切羽詰まった状況を作り出して、焦らせ、その状況で出てくる、発言や行動で笑いを取るという方法とも言えます。初心者がなかなか気づかない笑いの手法です。

    ボケ役にボケを考える時間を与える

    フリートークなどでボケ役にボケるためのフリをした後に、ボケ役がボケを考えるための時間を作ってあげます。例えば、フリについてもうちょっと詳しく説明をしたりする間にボケ役に時間を与え、ボケを考えてもらうわけです。
    逆に考える時間を与えないで追い込むという笑いの取り方もあるので、うまく使い分けましょう。

    このようにツッコミ役の人には、ツッコミ以外に沢山の仕事があります。常にこれらの仕事を一瞬の時間で判断し、最適な選択をするという作業をできる人が、レベルの高いツッコミ役ということになります。
    ボーっと見ているとわかりませんが、うまいと言われるつっこみの人をよく見ているとこれらの作業をしていることがわかると思います。

    直接面白いことを言ったりしないので、面白くないとか、あまり仕事をしていないと言われるツッコミ役ではありますが、このように裏方的に
    笑いにつながる仕事をしているわけです。